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ふすまの張替えにおける心理学? [日記]

10月なのに信じられない暑さの中、車のエアコンが壊れました。
全部交換で、数日かかるらしいです。
今日は涼しくてよかった。

さて、この連休中、パパがふすまの張替えをしました。
手先がすごく器用なので、とてもきれいに張れました。
しかし、最初の1枚を失敗して、ふすま紙を1枚無駄にしたらしい。

私はその日の午前中出かけていて、帰ったら失敗した後だったのです。
「ひとりでやったから失敗した。押さえてくれる人や端を持つ人がいないと無理に決まってる」
と、まるで出かけた私を非難するようなことを言います。
「おばあちゃんに手伝ってもらったら?」
「日本語が通じない人と一緒にやる方が疲れる」
(パパと姑は、すこぶる仲が悪い)

おまけに、
「お前が金を出さないから自分でやるしかない」
みたいなことまで言う。
なんでも自分でやりたがるくせに。
まあ、こういうことは慣れているので、私は「昼ご飯作ろうっと」って言いながら家に入りました。

あとで娘にこの話をしたら、娘が最近聞いた心理学の話をしてくれました。
「ママ、誰かのせいにすることで精神を安定させることがあるらしいよ。自分のせいだと思うことは、精神上よくないんだって」
「ふうん」
「だからつまり、パパは自分の精神を安定させるためにあえてママのせいにしてるんだよ」
「そうか。そういえば、おばあちゃんも色んなことを私のせいにするなあ」
「そうそう、それも精神を安定させるためだよ」
「じゃあ私、ものすごくこの家の役に立ってるってこと?」
「そうだね」
「あれ、でもさ、私のはけ口は? 私は誰のせいにすればいいの?」
「うーん、とりあえず国のせいにすれば?」

国のせいか…。相手が大きすぎるな。

けっきょく私は午後からも出かけ、ふすま張りは一切手伝わなかった。
パパと姑で仲良く(?)やったのかな。
出来栄えは素晴らしく、プロかと思うほどの美しさでした。
さすがです。
「よくできた。合格!」
と言ってあげました。


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