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その手をにぎりたい [本]

最近はまっている柚木麻子さんの小説 「その手をにぎりたい」

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バブル期を生きる女性のお話です。
1983年、会社を辞めて田舎に帰ることを決めた青子は、最後だからと社長に連れられ、初めて老舗の寿司屋に行く。
寿司の味と、寿司を握る職人さんの手に惚れこんでしまった青子は、東京に残ることを決める。
バブル期の不動産会社に転職し、バリバリのキャリアウーマンへと変貌していく。

バブルの中心で颯爽と生きる一方で、寿司職人への淡い恋心を捨てきれない。
読み終わった後、切ない気持ちが胸にじーんときました。

ところで、バブル期って一体なんだったんだろう。
もちろん私もその時代を経験しましたが、全くと言っていいほど恩恵は受けていません。
たしかに雇用はたくさんあったし、物の値段は高かった。
だけど私は贅沢もせず普通に暮らしていましたね。
都会じゃなかったからかしら。


お弁当(おまけ)

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豆ご飯を作りました。

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コメント 4

murakami

お豆ごはん、おいしそう! 

『ランチのアッコちゃん』BSドラマ見てます。映像化できる小説ってやっぱり面白いのでしょうね。

wikiで見たら、柚木さんって33歳とお若いのですね。同世代なのかと思ってました。

私はそのころ、設計事務所で派遣で働いていたので、仕事がバブルしてました。毎晩、遅くまで働いてたましたっけ。

by murakami (2015-05-26 19:21) 

今造ROWINGTEAM

バブルの恩恵はヒラ社員じゃ味わうことなんてなかったよ、と
父から聞いていますが実際どうなんでしょうね?
もう一度バブルこないかなぁ?笑

今治造船ボート部全国優勝祝いのメッセージを
有難うございました((*´U`)ノ
ソネブロ繋がりの皆さまからの
応援があったからこそ掴めた勝利です!
今後とも宜しくお願い致します。

ねね
by 今造ROWINGTEAM (2015-05-29 13:24) 

リンさん

<murakamiさん>
ありがとうございます。
柚木さんの小説は、女性を元気にしてくれるので好きです。
この小説は、ちょっと切なかったけど。
バブルの頃、建設ラッシュでしたもんね。
あのころは、残業代もちゃんと出ましたよね^^
by リンさん (2015-06-01 18:13) 

リンさん

<今造ROWINGTEAMさん>
ありがとうございます。
都会に住んでいれば、いろいろ感じたかもしれません。
だけど、私、そのころ就職の面接受けて、最終面接4人に残ったんです。
その中のひとりだけ採用だったのに、「みんないいから4人採っちゃおう」って、4人採用になりました。
やっぱりバブルだったのね^^

ボート部、素晴らしい新人が入りましたね。
これからも頑張って^^
by リンさん (2015-06-01 18:16) 

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